豚回虫(寄生虫)への対策とは?駆虫薬や駆除はどうすればいい?

豚回虫 駆除




こんにちは、えりえりです!

昭和の時代には、蟯虫(ぎょうちゅう)検査というのがありましたよね。今でもあるのでしょうか。

お尻の穴(肛門)にペタっとシールを張る、あれです。お腹の中に虫がいないかわかるんですね。

肛門の周りに虫の糞などが付着するからわかるんですよね。

蟯虫(ぎょうちゅう)とは寄生虫のこと。人の体の中に住み着いて、生き延びる虫。回虫とも言いますね。

その回虫が人や動物の体の中にいたらどうします?ぎょええ~。想像するだけで怖いですよね。

豚に寄生する回虫で、「豚回虫」というのがあります。豚がその豚回虫に寄生されると、「豚回虫症」という病気にかかります。うん、聞いただけで怖そうです。

豚回虫は、豚の肝臓を破壊するというのだから、恐ろしい!

肝臓ってレバーのことですよね。レバ刺し、もう食べられなくなりそう。いや、大丈夫。

人間にも害が及ぶ場合があるとかなので、対策として、駆虫薬や駆除について書いてみたいと思います!

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豚回虫は卵はどこからやってくる?

豚回虫とは寄生虫の一種で、長さが20cm程度の乳白色をしたミミズのような回虫です。20cmはかなり長いと思うのですが、そんなミミズみたいな虫が体内にいたら、ぞっとしますね!

その豚回虫は卵が孵化してだんだん大きくなっていくわけですが、卵はどこからやってくるのでしょう。虫の卵なんて、おそらくどこにもいる。目に見えないぐらい小さい。

豚回虫の卵は、野菜や手指などに付着して、そこから人や動物の口の中にはいっていくんですね。ひゃ~、生野菜を食べるのがちょっと怖くなります。

豚回虫というだけあって、豚の体内に住む寄生虫です。人の体内に入って生き続けるのはヒト回虫と言います。でも、豚回虫が寄生している豚肉を食べた人は、当然豚回虫がその人の体の中に入ってしまいますよね。そこは要注意ですよ。

そういえば、中国人って生野菜食べないですよね。必ず加熱して調理したものだけ食べるのが中華料理。あれは、寄生虫や回虫などを殺すという意味合いもあるのかもしれないですね。合理的!

生野菜、サラダを食べるのは、西洋人。洋食だと、生野菜の料理はたくさんありますね。

 

 

豚回虫が孵化して幼虫(成虫)になる場所は?

回虫の卵が一番始めにたどり着くのが胃や腸です。まっさきに胃腸へ直行するんですね。

回虫は主に、小腸で孵化して幼虫になり、肝臓や肺などの内臓を通ります。そこから再び小腸に戻って成虫になります。

寄生することによって、人や動物の栄養を横取りしながら(ヒドイ!)生きていくわけです。

たった2か月で成虫になり、卵を産みます。その数なんと1日200万個!!!ネズミ算どころじゃありませんよ。メスの回虫は毎日卵を産み続けるんです…地獄です。

豚回虫の場合、小腸に回虫の成虫が寄生すると、下痢をするそうです。豚さん、お腹痛いですね~。

ヒトや動物の体の中に入れば、すべての回虫卵が成虫になるというわけではありません。回虫にはいろんな種類があり、それぞれに成虫になれる寄生相手があります。専門用語で終宿主(しゅうしゅくしゅ)と呼ばれるもの。 

例えば、ネコ回虫というのがありますが、ネコ回虫の卵が人の体内に入ると、小腸で孵化して幼虫にはなれます。ですが、人は終宿主ではないため、その幼虫は成虫にはなれません。ほっとしますね。

だから、豚には豚回虫が住み着くんです。そして、人にはヒト回虫があるので、気を付けたいです。

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豚回虫が寄生するとどうなるの?

回虫が体内でたくさんの卵を産み、孵化して、幼虫から成虫になり、どんどん体内で回虫が増えていくわけですが、では一体どうなるのでしょうか。

豚回虫の場合、豚回虫が住み着いた豚は、まず下痢を繰り返しますね。消化器や呼吸器の病気にもかかります。

子豚の場合は、体内で幼虫が動き回るので、肺炎になるそうです。

肝臓も侵され、肝機能障害を起こしてしまいます。肝臓には、ミルクスポットと呼ばれる白い斑点がたくさん出来てしまいます。

豚を飼育している農家では、とちく検査といって、食用として食べられるかどうか豚の検査をすることになっているのですが、こうなると検査は不合格になってしまいます。食べられるために生まれ、育てられてきた豚には気の毒ですが、その肝臓は廃棄処分されてしまいます。

肝臓が食用にならないのは当たり前として、腸や肺なども食用にはならないですよね。

ですが、私たちが普段食べているロース、肩、ヒレ、モモなどの部位の肉はどうなのでしょうね。肉の部分には豚回虫はいないのでしょうか。ちょっと気になります。

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豚回虫への対策は?

怖~い、豚回虫。じゃあ、どうしたらいいのでしょう?

豚にも繁殖豚といって、子豚をたくさん産むためのメス豚がいたり、哺乳豚といって母乳を与える乳母のような存在のメス豚もいます。飼育豚は食用に育てられる豚です。

豚回虫には駆除剤を使います。

では、簡単な表で見ていきましょう。

繁殖豚: 子豚を産む前に成虫用駆除剤を投与

子豚: 離乳後の10~15㎏の子豚の体内では、幼虫が体内で移動している時期。幼虫用駆除剤を投与。

飼育豚: 小腸で成虫となった豚回虫が卵を産み、それが排泄される。畜舎の汚染につながる。幼虫と成虫に効く駆除剤を投与。

回虫には駆虫薬が有効なのはわかりました。でも、豚の体に悪影響がないか心配になりますね。薬はやっぱり薬でしかないから。虫を殺すということは、生き物を殺すということ。豚にも影響がないわけではないかも。

豚回虫の駆虫薬や駆除の方法は?

コスト面やの体内への薬物残留が心配の種なのですが、駆虫薬にはイベルメクチン、フェンベンダゾール、フルベンダゾール、塩酸レバミゾールなどが現在使われています。

飼料や飲料水に添加して服薬する方法です。イベルメクチンは注射もできます。獣医さんの指示のもと、行われているんですね。

獣医さんはペットの健康だけでなく、家畜の健康管理もしてくれる大事な人たち。

直接ではなくても、獣医さんのお仕事は間接的に私たちの食生活に関係してくるんですね。身近な存在ではないけど、なくてはならない職業、これからもずっと必要な職業ですね。

ワクチンも有効な手立てだと思いますが、不活化ワクチンを作ることは難しいようです。豚回虫を入手しなくてはいけないし、豚回虫を安定的に供給できないからなんですね。現在、豚回虫ワクチンは市販されていません。

東京大学では、新たな研究がされており、豚回虫の組み換え蛋白(タンパク)という新しい蛋白が作られるということを発表しました。

豚回虫の組み換え蛋白によるワクチンが使えそうだというんですね。なんだか難しい話なのですが、組み換えタンパクの免疫によって、豚回虫の感染を防ぐことができるのだとか。

ワクチンが出来て、世の中に出回ったら、豚回虫の被害が減ります。上手くいくといいですね!

 

まとめ

いかがでしたか。ちょっと恐ろしい豚回虫のお話でした。

人の体内に入ると怖いですが、とちく検査がされているので、安心だと思います。回虫を駆除してもらって、安全で美味しい豚肉を食べたいですよね。



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